『ダブルダウン勘繰郎』は『覚悟のススメ』のパクリ?

西尾維新の『ダブルダウン勘繰郎』を読了。途中から読んでいて何かが引っかかっていたのだが、最後のオチを読んで気づいてしまった。これって漫画『覚悟のススメ』からパクってないか?

ここからネタバレ全開ですので、まだ読んでない方はご注意。








『ダブルダウン勘繰郎』のボスキャラである逆島あやめと、『覚悟のススメ(作:山口貴由)』のボスキャラの葉隠散(はがくれはらら)が似すぎてる。 逆島あやめと葉隠散の共通点。「・」のあとの一段目が逆島あやめの場合、二段目が葉隠散の場合。


・最初は仲間であり味方。
JDC第一班所属の名探偵。
主人公と共に零式防衛術という武術を学ぶ兄。


・裏切って味方を殺す。
名探偵を66人殺す。
零式防衛術の師匠である父親、葉隠朧を殺す。


・自らの命をも惜しまない部下を持つ。
椎塚鳥籠。
不退転戦鬼と呼ばれる側近たち。


・尋常ではない恨みを持つ。
探偵に対して。
人類に対して。


・絶滅計画を発動する
JDCビルの爆破計画による探偵絶滅
4千の戦術鬼(生物兵器)で人類絶滅


・しかし主人公の命がけの行動・言葉により、悪いヤツラばかりではないと知り、改心する
「一人残らず探偵なんて掃討するつもりでしたけれど、たとえ一人でもあんな子が混じってるものを、掃討なんて」
「「カラスが黒い」という命題を覆すには、何千何万何億の中にたった一羽、白き翼のものがいればよい!」



最後のセリフも多少改変してあるだけで、言ってる事は全く同じだ。どうしよう。偶然だと信じたいが、『覚悟ススメ』ファンである私にはどうしても拝借してしまったようにしか見えないのだ…。 もし私の推理が当たっていたのなら残念です…。外れている事を望みます。