そうか、キミは世界を燃やしたかったのか…

「健全な」男子中学生なら誰しも一度は考える社会への報復。
死ぬほど下らなくて、手垢の付きまくった妄想。
自殺も考えただろうに、結局は自らの炎に食われてしまった。
彼は死刑を望むだろうか。
死という明確な終末は想像していなかったとしても、
少なくとも「この世界」からの脱出を望んだ。
彼は全てを放棄した。
自分の未来・人生・命・家族・友人…。
その全てを。
もう彼は我々と同じ世界には出てこれない。


私とキミとの違いはたった一つだけだった。

さようならだ、私だったキミよ。

私は虚無と共に生きる。

希望を持たないかわりに、絶望もしない。

そうだ。クスリをカジッてでも生きるしかない。


もう自分の絶望に他人を巻き込むような真似はしないんだよ!!!!!

決してな!!!!!



この事件で亡くなられた7名の方に、心よりご冥福をお祈りします。
私に言えるのはそれぐらいです。