『雲のむこう、約束の場所』に対する不満

 物語のクライマックスでユニオンと連合が戦争状態になるのだが、一体連合側は何を戦略目標にしているのだ?世界を裏返しつつある「塔」を破壊するのが目的ではないのか?ならば暢気に空戦などやってないで、ICBMSLBMでも叩き込めば良いではないか。まるで主人公に「塔」を破壊させるためだけに、無駄な空戦をしているとしか思えない。
 こんな描き方をされるとヒロインに「世界から見捨てられている」とモノローがれても、世界は君達を引き立たせるために存在しているようにしか見えないよ、としか言えない。